9月29日(金)午前9時半より、当校において高齢者のための特別講習をおこないました。
これは秋の全国交通安全運動の一環として開催したものです。対象は山口市内の高齢者の方々で、コース走行を運転して安全運転を再確認してもらい、さらに運転者を支援する最新システムASV(先進安全自動車)の体験もしていただきました。
ASVとは、先進技術を利用してドライバーの認知・判断・操作をサポートし、安全を支援するシステムを搭載した自動車です。
今回は山口日産株式会社さんのご協力で
☆衝突被害軽減ブレーキ:前方の障害物との衝突を予測して警報し、衝突被害を軽減するために自動的にブレーキがかかる装置
☆駐車支援システム:ドライバーがハンドル操作をしなくても自動的にハンドルが回って縦列駐車や方向変換駐車をしてくれる装置
を搭載したセレナ・ノート・エクストレイルを貸してくださいました。
講習に先立ち、校長のあいさつと山口警察署の吉川さんからのお話があり、高齢者の事故の多発、特に山口市では駐車場内での事故が多いことを指摘されました。
講習は約1時間半で、参加された22名の方々は当校指導員による安全運転診断を受けられたあと、最新の装置を楽しく体験されました。
このような安全装置が日進月歩で進んでいますが、安全運転の主体はドライバーであることは変わりません。いざという時のための装置であることを理解し、これからも安全運転を続けていきましょう。
参加してくださったみなさん、大変お疲れさまでした。